節約術や、貯金の方法、お金の知識、お金の習慣、のようなタイトルがついている本をたくさん読んでいる人もいるだろう。
2冊くらい読めば、同じことを言いかた変えて書いてるだけだ。と気づくだろう。節約、使い方の見直し、貯金、投資という順番が書かれている。
でも、違うタイトルになっているとついつい手が出てしまう。前の本ではできなかったけど、この本ならできるかもしれない。よし!仕切り直しだ!
そういう人も多いだろう。この記事を読んでそれも卒業だ!
目次
シンプルが一番いい
そんな魔法のような方法があるなら、やってみたいと思うだろう。節約上手な人はお金が貯まる「魔法の呪文」を唱えている。節約下手な人が知らない、「魔法の呪文」。
それを唱えるだけでたちどころに、お金が手元に残り出す。
お金を使う正当な理由を探している
”魔法の呪文”をお伝えする前に、お金を使うことについて、簡単に解説しよう。
お金を使うときには必ず、なにか理由をつけている(無意識かもしれないが)下に書いたことを理由に買い物をしていないだろうか?
- 頑張った自分へのご褒美
- 今使っているものが古くなった
- 違う色が出ていた
- 新しいバージョンが出ていた
- 単純に集めたい
- ちょっとお腹が空いた
- ちょっと喉が渇いた
- 友達や有名人が持ってる
- あると便利そう
- いつか使いそう
- 年に1回くらいのイベントで使えそう
- かわいい
- かっこいい
- おしゃれ
こんな理由で、買い物をしたことはないだろうか?この理由で買うものはほとんどが無駄遣い。ここでいう無駄遣いの定義は、追加で購入しなくても生活できるのに、買ってしまうこと。
「機能」以外のことを理由に買っているものはほとんど必要がないものだ。(お金を貯めたいのであれば)
人間は自分の行動を正当化する能力を持っている。だから、買い物にも全て”正当”な理由をつけて、この買い物は必要で、正しい行動だった!と考えたがる。
人間はそういう生き物で、食欲や、睡眠欲とかと同じようにほぼ生理的にやってしまうといっても良い。だからこそ、「魔法の呪文」を唱える必要がある。
一度、買おうとしている=すでに正当化された買う理由は整っているのだ。
魔法の呪文は・・・・
それ、本当に今、必要?
どれくらい使うの?(頻度や量)
今、持っているもので、代わりになるものあるでしょ?
どれくらい使うの?(頻度や量)
今、持っているもので、代わりになるものあるでしょ?
この呪文を、商品を”手に取る前”に、言う。この呪文に対抗できる時だけ、商品を手にとっていい。でも、レジに行く時に、もう一度全部の商品に対して、同じ呪文を唱えてほしい。きっと回答できないものが混じっているだろう。
それは棚に戻そう。
買わないことが正当な理由になったはずだ。
理想的な買い物
商品のパッケージも、陳列方法も、値段も、CMも、とにかく買ってもらうことで必死!つまり、売ることに必死なのだ!
商品やサービスをたくさん売ることをひたすらに研究し続けてきている。あらゆる方法で「欲しい」と思わせようとしてくる。そして、その気持ちを正当化しようとするのは他でもない、あなた自身だ。
これは人間として避けようがない。だから、誘惑に接触しないことが理想的。もし、誘惑に接触したら、「魔法の呪文」を唱えよう。買わない理由こそが、もっとも正しい選択だ。
買い物が終わって、荷物が少ないことを誇りに思って帰ろう!
最初に「いらない」と言った項目は、「魔法の呪文」が習慣になってから手をつければいい。無駄遣いをしてしまうあなたには今の所、必要ないという意味だ。もちろんやった方がいい。